食材から辿る / 在来
川エビ 素材 時期 C検証済
川エビが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
在来の淡水甲殻類。淡水域を持つ地域では人類の定住漁労と同時に入手可能で、加熱すれば入手と同時に食用可。ペルーではアンデス西斜面の河川に固有の Cryphiops caementarius が在来分布し、現在も潜水漁で漁獲される(IMARPE 資源調査)。ただし川エビは外骨格が薄く遺存しにくいため直接の動物考古学的初出を欠き、下限の前6000年は当該地域への人類定住漁労からの推定値(確認された上限ではなく推定下限)で、年代は確定的でない
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 在来(世界の淡水域=河川・湖沼に広く分布するテナガエビ科等の淡水甲殻類。ペルー〜チリ北部のアンデス西斜面河川では固有種 Cryphiops caementarius=camarón de río。家畜化されず漁獲で入手/海のエビとは分布域・漁場が別)
- 調理技術ゲート
- 加熱(茹で・素揚げ・焼き)=入手と同時に食用可。殻ごと食べられ下処理の技術ゲートを持たない
- 場ゲート
- 河川流域の集落・家庭(河川漁労の従事者が直接消費。市場流通は後代)
各地への伝来 1
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 前6000頃 ペルー 在来
川エビを使う料理 1
- チュペ・デ・カマロネス ペルー1532年ごろ