食材から辿る / 旧大陸
オーツ麦 素材 時期 C検証済
オーツ麦が、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
野生のカラスムギが小麦・大麦の畑の雑草としてヨーロッパへ広がり、より冷涼で湿った土地で作物になった。雑草から作物への移行は約4000年前(前2050年ごろ)までに済んでいた(Oxford Plants 400)。栽培化の地をアナトリアとする研究もある。始まった年は分かっていない
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 栽培化(二次的な栽培化)。野生のカラスムギが小麦・大麦の畑の雑草として広がり、冷涼・湿潤な土地で作物になった。約4000年前までに作物になっていた。栽培化の地はヨーロッパとする説明とアナトリアとする研究がある
- 調理技術ゲート
- 脱穀・製粉・加熱調理(粥/オートミール・オートケーキ等)。在来知
- 場ゲート
- 栽培地での食用成立=食材入手(栽培化)と同年。穀物ゆえ栽培化=食用が自明で場ゲートは退化
各地への伝来 2
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 870〜930頃 アイスランド 在来
- 時期不明 西欧 在来在地栽培
オーツ麦の到来が成立を縛った料理 2
オーツ麦が届く前には成り立たなかった料理です。到来年が、その料理の物理的な下限になります。
- ハフラグロイトゥル(オートミール粥) アイスランド870年ごろ
- ミューズリー スイス1900年ごろ
オーツ麦を使う料理 1
- グラノーラ 米国1965年ごろ