食材から辿る / 新大陸(コロンブス交換)

サツマイモ 素材 時期 C検証済

原産地 南米北西部 ・ 成立年代 〜前1750

サツマイモが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。

熱帯アメリカで栽培化された根菜。栽培化の地は、遺伝学からユカタン半島〜オリノコ川流域の間とする説がある一方、古い出土はペルーに多く、決まっていない。ペルー中部チルカ渓谷の洞窟では前8000年ごろの層からサツマイモが出たと報告されたが、その層位と発掘方法には疑問が出されている。年代の確かな出土はペルー海岸の先土器期の遺跡(前2000〜前1750年ごろ)で、遅くともこのころには食べられていた。栽培化の始まった年は分かっていない

3ゲート

食材入手ゲート
栽培化(サツマイモ Ipomoea batatas・熱帯アメリカ)。栽培化の地と年は未確定。年代の確かな最古の出土はペルー海岸の先土器期(前2000〜前1750年ごろ)
調理技術ゲート
食材入手と同年(塊根を加熱=焼き/蒸しで可食。退化なし)
場ゲート
大衆・自給(新大陸先住民の主食根菜として食用成立)

各地への伝来 6

各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。

  • 1290〜1385頃 ニュージーランド 交易路
  • 1500〜1600頃 西アフリカ 新大陸交換
  • 1593頃 中国 新大陸交換
  • 1600〜1650頃 台湾 新大陸交換
  • 1763〜1765頃 朝鮮半島 交易路
  • 時期不明 メソアメリカ 在来在地栽培

サツマイモの到来が成立を縛った料理 2

サツマイモが届く前には成り立たなかった料理です。到来年が、その料理の物理的な下限になります。

サツマイモを使う料理 5

← ほかの食材を見る