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トマト以前のケチャップ古層(魚醤〜キノコ・クルミケチャップ) 時期 B起源説 B検証済
確度は2軸: 時期=成立時期の固さ/起源説=発祥譚(説)の固さ(A〜Dの4段階・別々に持つ)。確度とは?→
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記章(DB由来の作図・装飾)
これはケチャップの前史(古層)です。
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 律速食材なし=在来食材で作る別系統(トマトを含まない)。魚醤/アンチョビ塩汁・きのこ(mushroom ketchup)・くるみ(walnut ketchup)・牡蠣等を主材とする。ケチャップの語 kê-tsiap は東インド交易で17世紀末に伝来し、イギリスでは在来食材に置換して発展。
- 調理技術ゲート
- 塩蔵・発酵/浸漬で旨味を抽出し、酢と香辛料を加えて煮詰め、漉して保存する加工。ローマ期 garum に連なる塩蔵魚醤の系譜で、いずれも古来からの在来技術。
- 場ゲート
- 東インド交易商人が魚醤系調味料の概念を持ち込み、家庭の常備調味料・料理書レシピ(Eliza Smith 1727 等)として普及。階層=大衆。
成立年代と食材入手ゲート
食材入手(1690年・在地/到来)が律速=物理的な下限。成立年代の帯はそれ以降にある(場ゲートは年に乗らない構造ゲート)。
- 食材入手(流通/在地/加工の経路を内包)
- 太線=律速(最も遅い=成立を縛る)
- 細線=既に充足
- 場ゲートは年に乗らない構造ゲート(図外)
検証メモ: トマトを使う前のケチャップ。魚醤・きのこ・くるみ・牡蠣など在来の材料で作る保存調味料で、トマトの到来には縛られない。今のトマトケチャップはここから分かれた。語が東インド交易で英国に伝わった時期は史料からは定まらず、英語の辞書に『East-India の上等なソース』として現れるのは17世紀末、アンチョビで作る英国風の作り方は1728年の料理書(The Compleat Housewife 第2版)に載っている。
起源説
定説
kê-tsiap語源・東インド交易伝来説 B
ケチャップの語は中国福建語 kê-tsiap(発酵魚醤)またはマレー/インドネシア語 kecap に由来し、17世紀末に東インド交易でイギリスへ伝来。イギリスでは在来食材(きのこ・くるみ・牡蠣・アンチョビ)に置換され、塩蔵・煮詰めによる保存調味料として発展した。トマトは含まず、トマトケチャップは19世紀に加わった別系統。語 'catchup' の英語初出は1690前後(East-India Sauce と記載)、Charles Lockyer 1711、Eliza Smith『The Compleat Housewife』1727 等にレシピが続く。初出≠発祥=語の初出は成立の下限を与えるにとどまる。
- 支持 B. E., A New Dictionary of the Terms Ancient and Modern of the Canting Crew(London: W. Hawes, 刊年記載なし・17世紀末)1899年 Smith, Kay 版複製(archive.org newdictionaryoft00begeuoft) 重み5
- 支持 E. S.(Eliza Smith)『The Compleat Housewife』The Second Edition, London: J. Pemberton, M.DCC.XXVIII(archive.org bim_eighteenth-century_the-compleat-housewife-_smith-e-cook_1728) 重み5
- 支持 Pure Ketchup: A History of America's National Condiment (Andrew F. Smith, University of South Carolina Press, 1996) 重み4
- 支持 How Was Ketchup Invented? (National Geographic) — kê-tsiap fish-sauce etymology, tomato-less predecessors, US tomato ketchup 重み2
検証ログ 追記専用の監査証跡
| 日付 | 結果 | 確度 | 主張 / 出典 | 更新者 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-07-25 | 支持 | B→B |
ケチャップの語 kê-tsiap(中国福建/マレーの発酵魚醤)由来で、17世紀末に東インド交易でイギリスへ伝来。語'catchup'の英語初出は1690前後(East-India Sauceと記載)=初出年。トマト以前は在来食材で作る別系統
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研磨係 |
| 2026-07-25 | 支持 | B→B |
18世紀イギリスでキノコケチャップ(mushroom ketchup)・クルミケチャップ(walnut ketchup)・牡蠣ケチャップが在来食材から作られ常備調味料として定着。トマトは含まない
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研磨係 |
| 2026-10-02 | 支持 | B→B |
成立年の下限に入っていた1690年は、B. E. の隠語辞典に『Catchup』が『East-India の上等なソース』として載った時期にもとづく年で、辞典は語の意味を一行で説明するだけで、その頃に英国でこの調味料が作られ始めたことを示す記述は無い。しかも辞典の標題紙に刊年は無く(17世紀末の刊行とされる)、1690年は推定にすぎない。下限は史料からは定まらない
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研磨係 |
| 2026-10-02 | 支持 | B→B |
刊年が標題紙にある1728年の『The Compleat Housewife』第2版に、トマトを使わずアンチョビ・エシャロット・白ワインビネガーと香辛料で作る『English Katchop』の作り方が載っており、トマト以前の英国のケチャップは遅くとも1728年には在った
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研磨係 |
構成素材
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